「おかゆ」はダイエットに向いているのか?
「おかゆダイエット」は本当に有効なのか?

巷では「おかゆダイエット」が良いと噂になっています。
日本人特有かもしれませんが、風邪を引いた時などに、おかゆをよく食べますよね。
おかゆは体に優しいイメージがあることから、ダイエットにも効果的なのではないかと感じる方も多いかもしれません。
しかし、結論から言えば、おかゆはダイエットに効果的とは言えません。
なぜなら、おかゆはそもそもごはんです。
「ごはんがダイエットに良いですか?」と言われて「良いです!」と答えるトレーナーや管理栄養士がいませんよね。
それは、ダイエットの視点で考えれば、過度な糖質の摂取は血糖値を上昇させ、脂肪の蓄積を助長しますし、そもそも過度に糖質を摂取すれば、カロリーの取りすぎにもなってしまうからです。
そのため、そもそもごはんにお湯が足された作られているおかゆには、ダイエット効果があるとはいえないというのが結論です!
それでは、本日はこの辺で!、、、
というわけにはいきません(笑)
これで終わったら二度とこのブログを読んでいただけなくなってしまうと思いますので、もう少し続けさせてください!
おかゆはダイエットに有効ではありませんが、「あるポイント」さえ抑えれば有効にもなります。
そのポイントを残り3分で皆様にお伝えさせていただこうと思います。
「おかゆダイエット」の重要なポイントとは?

おかゆダイエットの非常に重要なポイント、それは
「カロリーを計算すること」
たったこれだけです。
では、解説していきますが普通のごはんもおかゆも、もともと同じ白米なので、同じ量であれば、同じカロリー量になります。
にもかかわらず、おかゆはダイエットになぜ有効になり得るのかといいますと、おかゆは「水分によるかさまし」が可能だからです。
例えば、同じ大きさの2つの茶碗に、片方は普通のごはん、もう片方はおかゆを入れて、そしてそれぞれの重さをはかりに乗せて測るとします。
そうした場合、両方とも重さが同じだったとしても、おかゆの場合は水で重さ(量)がかさましされている分、水分はカロリー0なので、トータルのカロリーはおかゆの方が低くなるというわけです。
逆に言えば、普段のごはんと全く同じ量のお米を使って、おかゆを食べれば、カロリー量も同じになるので、まったくダイエット効果はないということになります。
そのため、ご自分の1日の必要カロリーを計算し、必要に応じておかゆを摂取するということが大切ということですね。
下記の記事では、脂肪を1㎏落とす為に必要なカロリーの計算について紹介していますので、計算方法がわからない方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
「おかゆダイエット」のもう一つの注意点

いかがでしたでしょうか?
巷で話題のおかゆダイエットですが、結論は水分でかさましをすることで、トータルでのカロリー量を減らすることが可能になるということです。
ただし、前述したようにおかゆは、ごはんと同じなので、それだけで一食にしてしまうのは、ダイエットにおいては非常に良くありません。
ダイエットには、絶対的にタンパク質の摂取が重要です。
ごはんやおかゆだけで、一食にするのではなく、タンパク質を適切に摂取することで、筋肉を残して脂肪だけを削り、理想のスタイルを手に入れることが出来るのです。
むしろ、タンパク質を適切量摂取しなければ、筋肉が細くなってしまうことで、体重は減ったとしてもげっそりとした見た目になり、なんのためにダイエットをしているのかわからなくなってしまいます。
タンパク質を摂取しなければ、リバウンドもしやすくなってしまいますしね。
タンパク質の1日の必要量などは下記の記事に記載しているので、まだお読みでない方はぜひ目を通してみてください。
ということで本日の内容は以上になります。
おかゆが好きな方は、ぜひおかゆも食べつつ、タンパク質の摂取もわすれないようにしていただければと思います。
それでは本日も最後までありがとうございました。
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